長い歳月がかかった「袴田事件」ですが、
2024年9月26日に「無罪」が確定しました。
もうすでに事件発生から60年近く経っており、冤罪の今、真犯人は一体誰なのでしょう?
また、被害者の遺族でもあり唯一の生き残りの長女の証言が不気味と言われています。
一体どんな内容なのか?真犯人は誰なのか?
見ていきたいと思います!
袴田事件での長女の証言が不気味なのは何故?
長女の証言そのものが不気味という事ではなく、彼女の対応や言動に不可解な部分があった為、「不気味」というワードが浮上したと考えられます。
状況を整理していきます。
事件当時の対応や発言
事件発生後、長女の対応や発言が他の家族を失った人にしては冷静すぎる、あるいは感情が欠如していると感じられる部分があったと言われています。
そのため、一部の人々からは彼女の反応が不自然だと感じられ、不気味だと指摘されることがありました。
自白への疑念
袴田巌の自白が後に強要されたものだとされる一方で、長女は一貫して「袴田が犯人だ」という立場を取っていました。
この矛盾が、長女が何かを隠しているのではないかという疑念を抱かせ、彼女の証言が不気味だとする意見が生まれた要因の一つです。
証言の曖昧さと矛盾
長女の証言内容が一貫していない、一部が曖昧であったり、証言が変わったとされる点が問題視されました。
これにより、彼女の言動に対して疑問を持つ人が多くなり、彼女の証言が「不気味だ」と感じられるようになったと考えられます。
事件の背景
事件に関する証拠や自白が非常に不透明であるため、多くの人が真実に疑念を持ち、長女の証言や行動が事件の全貌を理解する上で不可解な部分として捉えられていることも、不気味とされる理由です。
長女各社取材での証言
事件から時を経て、各新聞社が取材を試みています。
『朝日新聞』:「もし袴田さんが無罪なら、一日も早く真犯人が見つからないと仏様は浮かばれない」と話していた
『読売新聞』:「もう昔のことです。もう何も知らない。私には関係ないわよ」と語っている
『毎日新聞』:「裁判はもう終わった。話すことはありません」と話していた
引用元:Wikipediaより
もう、関わりたくないような様子が伺えますね。
2014年3月に長女他界
2014年3月27日袴田さんの拘置及び刑の執行を停止したことにより、釈放されることになりました。
その翌日8月28日に唯一の生き残りである長女が自宅で亡くなっていた事がわかりました・・・
ただ様々憶測が飛び交っていますが、病気で亡くなられた(67歳没)とされています
亡くなる直前は体調を崩していたといい、外出もしていなかったようです。
事件後、精神的に不安定であった・・・
生前の彼女の様子を、長女の息子が語っています。
事件後に重度の鬱病を患って精神科病院に入院していた時期があり、
テレビを見ず携帯電話も持たない生活を送っていたため、裁判の動向も含めて理解できていなかったと主張しており、
またインターネット上では根拠なく長女を犯人視する書き込みなど、根も歯もない噂が飛び交っていたと指摘していました。
ここからは憶測に過ぎませんが・・・
事件当時、長女は19歳世間では年頃の時期でもあり、親から干渉されたくないなどあったかもしれません。
家族間の関係性は分かりませんが、事件で一気に家族を失う喪失感は計り知れないでしょう。
それで、正気の状態でいられるのでしょうか・・・精神的にも不安定や入院もしていたことから
気丈に振る舞い発言することの方が難しい気もします。
その不安定さから「不気味」というワードが浮上したのかもしれません
【考察】袴田事件の真犯人は一体誰なのか?
では、袴田さんが「冤罪」といことが判明した今、真犯人は一体誰なのでしょうか?
複数人による犯行説
弁護団側から複数人による犯行と主張しています
「今回の事件は検察が想定するような、みそ工場関係者の単独犯による犯行ではなく、外部の者それも複数犯によるものだ」と主張しました。
「遺体には縄で縛られたような跡があり、犯行の状況から、袴田さん1人による犯行はありえないと、強い口調で論じました」
検察側が主張した証拠である凶器が、医学鑑定によれば被害者についていた傷とは異なるものと結果が出ています。
まとめ
58年の歳月が経ちこの事件に関わった方も高齢であり、本当の真犯人は今まだ生きているのかも
不明です・・・
当時の捜査の杜撰さから人生を狂わされた方々いる事を胸に刻んでいただきたいものです
被害者家族や袴田さんご本人、ご家族が少しでも穏やかに過ごせる日々が来ることを願います。
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